家庭の状況別の備え
同じ「防災」でも、住まいと家族構成で必要なものが変わります。
集合住宅
停電で止まるもの
エレベーター(高層階では階段の上り下りが前提になります)
給水ポンプ(停電=断水になることがあります。これが最も見落とされます)
オートロック・機械式駐車場
換気
とくに給水ポンプです。水道が生きていても、ポンプが止まれば上階には水が来ません。集合住宅では水の備蓄の優先度がより高くなります。
また、発電機は使えません。ベランダでも排気の問題があります。ポータブル電源が現実的な選択肢になります。
戸建て
・屋外に発電機を置ける選択肢がある(屋内・車庫内では使用しない)
・ソーラーパネルを広げるスペースがある
・井戸やタンクがある場合は、停電時にポンプが動くかを確認しておく
・寒冷地では暖房の確保が最優先になります(電気を使わない暖房手段の検討)
戸建ては選択肢が広い一方、復旧が集合住宅より遅い地域もあります。備蓄日数を長めに見るのが安全です。
高齢の親がいる場合
・医療機器を使っている場合は、機器の提供元に停電時の対応を確認する。ここは自己判断しない
・常用薬の予備(お薬手帳のコピーも)
・連絡手段。固定電話は停電で使えなくなることがあります
・本人が操作できる機器を選ぶ。複雑な機器は使われません
・離れて住んでいる場合、安否の確認手段を決めておく
子どもがいる場合
・暗さへの不安。明かりの数を多めに
・食べ慣れたものを備蓄に入れる
・連絡と集合場所を決めておく
・普段から一度使ってみる。本番で初めて触ると使えません
そして備えは「使ってみて減らす」のが実務的です。買い揃えるより、一度停電を想定して1日過ごしてみると、足りないものと要らないものが分かります。
家庭の状況に合う容量を、仕様で確認する
必要な出力と容量は動かす機器によって変わります。公式サイトで仕様をご確認ください。
- 容量・出力は各社公式サイトの公表値です
- 使用できる機器は出力により異なります
- 取扱説明書に従ってご使用ください